2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

気になるSDR達

KerberosSDR 4チャネル同相で受信できるSDR。 位相コヒーレントRTL-SDRは、共通のクロックを共有する2つ以上のRTL-SDRドングルから作成できます。ノイズ源の助けを借りて、RTL-SDRを同期させることができます。一度同期すると、方向探知、ビームフォーミング…

動かしてみたいGNURadioアプリケーション

gr_channelsounder RFID Reader rpp0/gr_lora gr_channelsounder github.com USRPが無いため検証できないが、シミュレーションで遅延プロファイルを表示できた。 時間分解能スケールは1μオーダ程度に見えるが、USRPを利用した際の分解能はどの程度となるのか…

Qt Sinksの利用方法(解説)

以下「Usig QT Sinks」の利用方法をまとめた。 中心は、コードの解説となる。 (元記事の表示ソースはライブラリ構造が変わっているため正常動作しない) http://www.trondeau.com/s/qt_basics.py www.trondeau.com QtSink利用方法: QtGui、sys、sisをイン…

LimeSDRやRTL-SDRでのTDoAの話

RTL-SDR TDoA 到来時間算出法 LoRa-TDoA LTE Timing Advance BackScatter WLAN OWPT Measurement nsオーダ同期調査 NTP × IEEE1588 IEEE1588 with 802.11 Chrony ×? LimeSDRでTDoAできるか気になるので調査してみた。 結論から言うと、外部クロック(GPSDO等)…

USRP E310/312/320の話

USRP E310/312/320は、USRPの中でもFPGAで信号処理可能なRFNoC機能を持っている。RFNoCはGNURadio上で作成したフローグラフをFPGAの論理回路として実装できる機能だ。 USRP ExxxとRFNoCの紹介をする。(LabViewサポートはN系、X系のみ) "Aerospace and Defenc…

GPSDOの同期精度に関する話

"複数のリモートスペアナでTDoAが可能。IQデータのタイムスタンプの分解能は、9 n秒未満" スペアナ間の同期精度により、位置推定精度が変わる事に注意する必要がある。同期精度100nsだと100ns±9nsの時刻誤差により、約3x10^-(8)[m] x 100±9 [ns] ≒ 30mの誤差…